データのダウンロードが完了したら、
いよいよテスト開始です。
テスト開始するまでの手順を説明します。
STEP1 新規プロジェクト
テストを開始するには、
左上の「新規プロジェクト」のアイコンをクリックします。
プロジェクト名を入力し、「次へ」をクリックします。
テストする通貨ペアを選択します。
テスト期間は、持っているデータの最初から最後が表示されます。
ここは、変えなくてOKです。
高度な設定というところも、変更しなくてOKです。
「OHLCポイントでティックを変換」というのは、
始値、高値、安値、終値のデータからティックを変換する方法です。
「ボリュームを使ってランダムにティックを変換」というのは
フォレックステスター内で出来高を参考にしながら、実際の値動きに近づけるように変換するやり方です。
ティックレベルで検証する場合は多少の差がありますが、テスト結果は大きくは変わらないので、どちらを選んでも大丈夫です。
「変動スプレッドを使用」
というのは、日中のスプレッドの広がりを考慮しますが、
これもブローカごとに全然変わってくるところなので、
今回は、チェックを入れずに進めます。
STEP2 タイムゾーン設定
タイムゾーンの設定は、
使っているMT4のチャートに表示されている時間を合わせると使いやすいです。
MT4では、多くのFX会社がGMT+2 に設定されています。
FT4をMT4の時間と合わせるには、
GMT+2を選びます。
セッション・クローズドタイムを
ニューヨーククローズ(冬時間+2)
デイライトセービングタイムを
US DST
で設定します。
デイライトセービングモードとは、
FT4から導入された、夏時間を考慮するためのモードです。
テストスタートできたら、
フォレックステスターで表示されるチャートとMT4のチャートの時間が合っているか確認してみてください。
MT4の時間を、
日本時間に直したい時は、
夏時間は、+6時間
冬時間は、+7時間
を足して考えてください。
(夏時間は、3月の第2日曜から、11月の第1日曜までです。)
例えば、上チャートの2020年の1月なら
フォレックステスターの表示で
2:00 が日本時間の9:00になります。
ちなみに、注意点ですが、
最初から、日本時間に合わせて設定する時は、
GMT+9に設定しますが、
GMT+9に設定すると、
日足の始値や終値がずれてしまい、
日足が、週6本表示になってしまい、
使いにくくなります。
ですので、GMT+2の設定がオススメです。
STEP3 テスト開始
以上の設定が完了したら
「テスト開始」クリックすると、ローソク足が動き出します。
左上のプルダウンメニューから、時間足を選択できます。
最初は、自動でローソク足が進んでいくので、
「一時停止」ボタンを押すと動きが止まります。
手動で、チャートを進めていくには、
「右の矢印ボタン」
「左の矢印ボタン」
を押します。
その右横の「上下の矢印ボタン」を押すと、左のプルダウンで設定した分だけローソク足が動きます。
左横にあるメモリでは、ローソク足を自動で進めるときの速度を調整できます。
上にある「注文」のタグから、注文画面を開くことができます。
実際に、エントリーや決済ができるか試してみてください。
・一度停止したテストを再スタートする場合
一度、画面を閉じるなどして、テストをまた再開したい場合は、
「テスト開始」をクリックします。
・パネルが表示されない場合
「表示」→「パネルを表示」の
「ポジションを入れる」というパネルは
口座残高や保有ポジションを確認するための
よく使うパネルです。
閉じたりしてしまい、表示されてない場合は、
チェックを入れ、画面下部にドラッグすることで
再表示できます。
あとはメタトレーダー4と同じような感覚で
操作可能ですので、実際に操作しながら試してみてください。
詳しいチャート設定方法やインジケータの追加に関しては
次の記事で説明します。